あの船の博物館に係留展示されていた青函連絡船「羊蹄丸」の引き取り
手が決まった模様です。
2011年11月08日(火) 日本経済新聞Web版によりますと、愛媛県新居浜市
の関連団体「えひめ東予シップリサイクル研究会」へ無償譲渡先が決定し
たと報じておりました。
財団法人 日本海事科学振興財団
青函連絡船 "羊蹄丸"の無償譲渡先の決定について(PDF)
しかし、譲渡先で保存される訳では無い事が判明。年内に移送して、市内
で一般公開した後、二酸化炭素（Co2）の排出を抑えた解体技術の研究等
に利用するとの事。結局、後世に残すのではなく、解体技術向上の為の解
体素材となるのだ。
選定・採用理由には『「シップリサイクル条約」が発効すると原則として
大型船舶は自国での解撤 が義務付けられる。』とあるが、個人的には納得
がゆかない。国内に３隻しかない鉄道連絡船です。その１隻を、今後の解
体技術向上の為に素材として提供するとは。
ある意味、非常に残念です。
財団法人 日本海事科学振興財団さんは、保存先を求めていたのでは？
