機関車といえば蒸気とディーゼルでしょ

鉄道と鉄道模型のほんず


青函連絡船 八甲田丸(青森)の維持費

先ごろ、青森市は現在係留保存展示中の青函連絡船 八甲田丸 船体回収
費見積額について見解を述べた。
 ※ 市が維持していたとは。てっきり県の持ち物と思ってました。
今後20年間展示を続けるには、約6億5千万円、当面の安全確保に留めた
としても2億5千万円が必要だと。

ということは、摩周丸(函館)、羊蹄丸(東京)も同じ位のお金が捻出
できなければ、廃船ということなのか。

今年7月に歴史的な意義を持つ「機械遺産」に選ばれたばかりの青函連
絡船(隣接する鉄道車両引き込み用の可動橋を含む)なのだが、かなり
危機的状況下にあると思えます。
ある意味、「鉄道遺産」とも呼べる歴史的遺産です。
なんとか、県や国若しくは企業が手を差し伸べなければ、近い将来廃船
になるものと思います。
大型船舶ですので、係留保存するにしても、それなりの港湾が必要です。
また、維持するための費用も桁外れです。

なんとか、昨今の鉄道ブームに乗って、現役復帰できないでしょうかねぇ。

函館<->青森間。各駅停車の旅向けに。
JR東日本/JR北海道に期待。