先日、とあるニュース番組を観ていて、ふと亡くなった爺さんの
言葉を思い出した。
「海辺に居て大きな地震があったら、まず海を見る。海の水が引
いていたら津波が来る。おか(陸)にいるものは急いで高台へ逃
げろ。海に居るものは沖へ逃げろ。」
全くその通りだと今再び心に刻んだ。
また、こんなことも言っていた。
「盆の時期は、川で遊ぶな。」
多分、盆の時期は大雨が降る。しかも、里では降らないが山で降る
場合がある。山で降った大雨は、川へ流れ込む。川の水は、里へ辿
り着く頃には大水になっているから危険だという事なんだと。
「水にちなんだ地名の土地には家を建てるな。」ってのも思い出す。
それは、かつてその土地は水気の多い土地、もしくは水害が頻繁に
起きていた場所なのだからだそうだ。今日日、市町村合併や宅地化
に伴う地名変更なんかが有るようだが、出来れば地名は変えない方
が良い様な気がします。
先人の知恵は大切だと感じる今日この頃。
もっと沢山教わったはずなのだが、思い出せない。
悔しい。