先日かな、ニュースにも報じられましたが、お台場にある船の科学館が
リニューアルに向けて、来る09/30(金)を最後に一時閉館するそうです。
それに伴い、民間財団では費用が掛かりすぎるとの事で、係留・公開保
存されている『青函連絡船 羊蹄丸』を、現状のまま無償譲渡するそうで
す。譲渡先が決まらなかった場合、解体・解徹されてしまうそうだ。
詳しくは、船の科学館Webサイトに公開されている 青函連絡船 "羊蹄丸"
の無償譲渡について(PDF) を参照の事。
現在、青函連絡船(客貨船)は、青森港(八甲田丸)/函館港(摩周丸)とこの
船の科学館(羊蹄丸)の3隻が係留・公開保存されています。
いずれも、鉄道遺産としても貴重な遺産です。JR系の企業さんで譲渡受
け入れして頂き、何らかの形で保存していただける事を期待します。
なお、係留・公開保存されている3隻ですが、展示物の量・質の良さは
船の科学館の羊蹄丸が一番と思います。是非、09/30までに一度見学して
下さい。
後部車両デッキには、DD51、ワム/レムなどの機関車/貨車が積まれてい
て、当時の様子を見事に再現していますよ。
羊蹄丸の今後が非常に気になりますが、最後にもう一度見に行かなくちゃ。
<2011-08-19追加>
38年程前に乗船記念に買った絵はがきの羊蹄丸
14年程前、乗船記念に買った絵はがきの羊蹄丸
その時の、乗船記念スタンプ